みなさん、「雨漏り」で困ったことはありませんか。「雨漏り」が起きた時点で、何かしらの「原因」がありますが、知識がなくては、「雨漏りの原因」について知るだけでも難しい場合が多いと思います。ここでは、考えられる「雨漏りの原因」についてご紹介していきたいと思います。雨漏りが、「原因不明」といったことは絶対にありません!
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外壁からの雨漏り
窓、サッシの上から室内に雨漏りする場合は、「外壁」が原因であることが多いです。「外壁」が原因で雨漏りしている場合、「浸入口」として、「外壁材のひび割れ」、「外壁材の重なり部分の隙間」、「シーリングのひび割れやはがれ」などが可能性として考えられます。これらは、経年劣化が原因として起こっていることが多いです。
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ベランダからの雨漏り
2階建、もしくはそれ以上の建物で下の階の天井や窓、サッシの上から室内に雨漏りする場合は、「ベランダ」が原因であることが、多いです。「ベランダ」が原因で雨漏りしている場合、「浸入口」として、「シーリングのひび割れやはがれ」、「防水層のひび割れや排水ドレンの劣化」、「外壁とベランダのつなぎ目の隙間」、「笠木や手すりの隙間」などが可能性として考えられます。これらも、「外壁」と同じく、経年劣化が原因として起こっていることが多いです。
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屋根からの雨漏り
天井から雨漏りする場合は、「屋根」が原因であることが多いです。「屋根」が原因で雨漏りしている場合、「浸入口」として、「屋根材のズレやひび割れによる隙間の発生」や、「棟部、ケラバ部、谷部、軒先部などの端部」などが可能性として考えられます。これらは、年数を重ねると起こる、堆積、劣化、ズレが原因として起こっていることが多いです。
「屋根」ではなく、「屋根材」が原因の場合は、釘やビス、タッカーなどによる防水シートの穴から伝い水として野地板へ侵入し、野地板のつなぎ目から天井上へ滴下し、天井から雨漏りします。
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雨樋からの雨漏り
天井や壁から雨漏りする場合は、「雨樋」が原因であることが多いです。「雨樋」が原因で雨漏りしている場合、「浸入口」として、「内樋の排水ドレンの隙間」、「縦樋のとい吊り金具の隙間」「内樋のごみ詰まりによるオーバーフローや雨樋自体の隙間」などが可能性として考えられます。これらも経年劣化が原因です。
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窓、サッシからの雨漏り
下の階の天井や、窓、サッシの上から室内に雨漏りする場合は、「窓、サッシ」が原因であることが多いです。「窓、サッシ」が原因で雨漏りしている場合、「浸入口」として、「木製の固定窓の隙間」、「シール部の隙間」などが可能性としてあげられます。これらも、経年劣化が原因です。